Lipのあゆみ › これからのLipのかたち

これからのLipのかたち

2016年01月01日

いろんな人が同じ空間にいて違和感のない居心地の良いカフェ・・・
にしたいと思った経緯を、新年の所信表明として。。。

市役所の地下でカフェを営業していた1年間、市役所という場所柄かいろんな人がお越しになりました。

手続きなどで来られたサラリーマン風の方、
いろんな関係団体の方、会議の延長をされる
グループ、
手続きに時間がかかってイライラ気味の方、
思うように事が進まなかったのかお怒り気味の方、
給付金が支給されたとのことで美味しいもの食べたい、
お仕事が決まったから、と笑顔で来られる方、
一方で、
車いすの方、白杖を持った方、シルバーカーを押しながらの高齢の方、
ベビーカーに赤ちゃんを乗せた方、
などの方々が、
カフェを進めるにつれて、お店の中に一緒におられても違和感がないように感じられるようになり、
私達はなぜだか充足感、幸福感につつまれました。

いつしか常連さんの中には
毎週のようにモーニングを食べに来てくれる
車いすの方、
シルバーカーを押しながらの方は夕方に
おやつを食べに、
食後のコーヒーを飲みに、
Lipオリジナルドリンクだけを飲みに来て下さる
サラリーマン、
近況報告会のようなおしゃべりに花を咲かせる
お二人組、
オープン当初はベビーカーの中にいた赤ちゃんが
営業を終了するころには歩いて来てくれた女の子ちゃん。

色んな方が来て下さいました。

これは市役所という場所柄・・・?。

でも、こんな場所が街中にあってもよいのでは?と思いました。

街中のカフェはお客様を選ぶ傾向にあるような気がするのです。

イマドキのおしゃれなカフェは若くないと
入りにくい、
昔ながらの喫茶店はサラリーマンが似合う、
コミュニティカフェは健常者だけでは
おちつかない、
かわりに街中のカフェは高齢者や
車いすでは入りにくいのでは?

私たちはおしゃれすぎないカフェで、でもそこそこおしゃれなカフェを作りたい。
季節の花々や植物でお客様の年代を分けない
おしゃれ感を出したいと思っています。
自然のものはリラックスできるし居心地の良さにつながると思うのです。

そしてそんな普通のカフェにコミュニティ要素を取り入れたカフェ。

いろんな人が同じ空間にいて違和感のない居心地の良いカフェ・・・。
に思い至った次第で。

地元の人の憩いの場にしていただいたうえで、高齢者や赤ちゃん連れ、ハンディキャップがあっても入りやすい、
コミュニティ的要素を取り入れたもの。

そのためには介護職のエキスパートの方々のお知恵拝借をお願いして、
来店しやすい(目的となるような)ワークショップやギャラリー的な物販も考え、
吹田産のものもラインナップしたいし、
などと思いは広がっています。

相棒達と、工夫と努力でLipの理想形にしていきたいと思っています!!!

これからのLipのかたち









Posted by リップちゃん at 15:42│Comments(0)
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